帝国データバンクによると、今年5月の旅行業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は4件、負債総額は2億2700万円だった。件数は今年最多、額は1月(2億3500万円)に次いで今年2番目に多い数字だった。
件数は前月比3件、前年同月比2件それぞれ増加(300.0%増、100.0%増)。負債総額は前月比2億1700万円、前年同月比1億9400万円それぞれ増加(2170.0%増、587.9%増)した。
1月からの累計は、件数が前年同期比3件減(23.1%減)の10件。負債総額が同189億4300万円減(96.5%減)の6億8600万円。昨年3月に発生した「てるみくらぶ」の倒産(負債159億8300万円)の影響で、負債総額が大きく減少している。